マインド(思考・感情・欲望)と
本来の自分(魂)とは別のものです。
マインドとは、考える、感じる、意思する、など、
普段の思考のことを指します。
それは、生まれ育った環境
(両親の価値観や教育、文化、宗教など)
の影響を受けています。
一方魂は自分の本質の部分、
つまり永遠で知識と喜びに満ちた性質を持っています。
マインドは常に流動的で変化しますが、
その変化を見届けているのが魂です。
私たちが本来の自分をマインド、つまり思考、感情、欲望を
自分だと思い込むことによって苦しみを経験します。
マインドは常に活動的な性質を持っているため、
そのマインドにとらわれていると、常に心は落ち着かず、
マインドが毎瞬間作り出すイメージに一喜一憂します。
マインドのなかには肯定的なもの、否定的なものも含め
さまざまな思考、感情、欲望が常に渦巻いていますが、
本当の自分を悟るためには、
これらに執着することをまず手放す必要があります。